成蹊小学校国際学級の、２０２０年度帰国子女枠４月編入試験内容をお伝えします。

・国外からの一家転住者に限る

・中学生は、中学３年の９月編入が最終募集となる

・高校生は、高校３年の４月編入が最終募集となる

１、国語（５０分間）

・説明文の読解問題：　記号ではなく、文章を書かせる問題が多かったようです。

・知識系の問題：　漢字の読み書き（それぞれ５問ずつ）、慣用句の問題

２、算数（５０分間）

・計算問題：　かけ算（２桁×２桁）わり算（余りが出る）、４桁＋４桁、４桁－４桁

・定規を使って長方形を書く：　定規が用意されていたそうです

・文章問題２問：　単位（長さや重さなど）に関する文章問題

・円と球の問題：　箱の中にボールが詰められていて、そのボールの半径の長さを求める　など

※算数は基本的な内容だったそうですが、国語が難しく感じたそうです

３、能力検査

・限られた時間の中で、速く、正確に解けるかを求められるようです

・数字や記号の並んでいる法則を読み解き、次の空白にはどの記号が入るかを答える、などの問題だったそうです

※齊藤先生からいただいた教材のようなものが出たとのことです

４、集団検査

・パーティーの招待状を出すなら、電話か手紙かどちらが良いか？

・１５分間チームで話し合う。１チーム５人で話し合い、代表を決め最後に結果発表をする

５、運動能力検査（２種類）

・カラーコーンを指示通りの順番で触りながら走るテスト。一人ずつ行い、先生がタイムを計って記録していました

・ボールを壁にバウンドさせてキャッチするテスト。枠が決まっていて、そこから出てはいけない。「よーいはじめ」と言われてから投げるなどのルールがあったそうです。

６、保護者面接試験（１５分）

・海外で住んでいた国と日本との違いについて教えてください

・海外でお子さんの学習において、日ごろから気を付けていたことは何ですか？

・海外では、日本語はどのように維持されていましたか？

・お子さんの得意な科目について教えてください

・お子さんの得意なスポーツについて教えてください

・お子さんが一番頑張っていたことは何ですか？

・異文化生活の中で気を付けていたことはありますか？

・海外生活において、食事で気を付けていたことはありますか？

・成蹊小学校国際学級のことを、どのようにして知りましたか？

・成蹊小学校では山登りや遠泳がありますが大丈夫ですか？

※齊藤先生から教えていただいた質問内容でしたので、スラスラと答えることできました。

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入試後に、受験者の方々と話す機会がありました。

私の知る限りですが、願書作成に時間を割かなかったご家庭、成蹊の受験のために対策を十分に行わなかったご家庭が、残念な結果だった傾向があるように感じます。