立教池袋高校の2022年度一般入試は、英語力に不安があるインター生にとって助かる入試となります。
● 立教池袋高校の2022年度一般入試は、英語力に不安がある現地校生・インター生にとって助かる入試となります。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の、2021年度帰国子女枠9月編入試験の合格発表が7月7日(水)にありました。
スカイプレッスン受講生、横浜国立大学教育学部附属横浜小学校に合格です!
私、齊藤が担当しました。
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校の帰国枠編入試験の合否基準は、他の小学校と比べて、合否基準が大きく異なります。
受験される場合は、注意してくださいね。^^
さて今回は、立教池袋高校の2022年度一般入試の変更による帰国生のメリットについてお伝えします。
立教池袋高校の一般入試の試験科目が、2022年度入試から変わります。
変更点は以下の3つです。
1、第一志望受験(専願)に優遇措置があること
2、作文エッセイと面接試験の両方が日本語になったこと
3、今まで以上に自己PR型の入試になったこと
この変更によって、2022年度入試にどのような影響があるのでしょうか。
まず、受験科目が日本語作文と日本語面接試験に変更したとしても、受験者数が大幅に増えることはないと思います。
立教池袋高校の一般入試は、学科試験型ではなく、自己PR型の入試です。
自己PRを行う手段として、2021年度入試までは、英語エッセイや英語面接を課してました。
・2021年度受験者数27名: 合格者数15名
・2020年度受験者数39名: 合格者数26名
・2019年度受験者数26名: 合格者数21名
エッセイや面接には、英検2級から準1級レベルの英語力が必要でした。
立教池袋高校の一般入試は、むしろ、帰国生向けの入試でした。
2022年度入試から作文と面接が日本語に変わることで、一般受験者が増えて、合格が難しくなると心配している帰国生がいるかもしれません。
しかし、2022年度入試もそれほど一般生の受験者が増えないと、私は考えます。
なぜなら、英語から日本語に変更されたとしても、自己PR型入試となります。
つまり、学科試験型の受験がメインとなる一般生にとって、英語でも日本語でも、作文エッセイや面接試験の準備をするのは、結局大変だからです。
2月10日から私立と国立の一般入試を控えている受験生にとって、国数英や国数英理社以外の勉強をするのは難しいのではないでしょうか。
ですから、立教池袋高校の一般入試受験者数は、昨年とあまり変わらないのではないかと、私は予想します。
国内の受験生で立教池袋高校の一般入試の変更について関心があるのは、早慶附属高校の推薦入試を考えている受験生かもしれません。
次に、作文エッセイと面接試験の両方が日本語になることで、英語力に不安を感じている現地校生やインター生が準備しやすくなります。
自己PR型の帰国子女枠入試を実施する高校は、意外と少ないのです。
首都圏の男子校と共学校を確認してみましょう。
・2022年度入試: 第1回9月22日(水)~29日(水)、第2回10月27日(水)~11月3日(水)、第3回12月1日(水)~8日(水)
・試験科目: 書類選考、自己アピール動画
・2022年度入試: 10月16日(金)~31日(土)
・試験科目: 書類選考(日本語自己アピール作文、学校の成績、英語資格)
・2022年度試験日: 第1回10月16日(土)、第2回11月13日(土)、第3回12月11日(土)、第4回1月15日(土)
・試験科目: 日本語プリエッセイ、受験生面接試験(日本語 15分)
宝仙学園高等学校共学部理数インター ※世界スカウト入試(オンライン入試)
・2022年度試験日: 11月 8日(月)~20日(土)
・試験科目: 書類選考、受験生面接試験(日本語 10分)
※グローバルコース希望者は、英語プリエッセイと英語面接試験(15分)も追加
・2022年度試験日: 第1回11月26日(金)、第2回12月14日(火)
・試験科目: 英語(60分 Reasoning、Listening、Reading、Essay)、受験生面接試験(15分程度 英語と日本語)
・2022年度試験日: 12月上旬
・試験科目: 英語エッセイ(40分)、英語筆記(50分)、日本語作文(30分)、受験生面接試験(日本語と英語 10分ずつ)
・2022年度試験日: Ⅰ期12月上旬、Ⅱ期2月上旬
・試験科目: 英語エッセイ(20分)、日本語作文(50分)、受験生面接試験(10分程度 日本語)
・2022年度試験日: 推薦入試12月16日(水)、書類選考入試1月28日(金)
・試験科目: 書類選考、受験生面接試験(日本語 10分)
・2022年度試験日: 第1回12月20日(月)、第2回1月22日(土)
・試験科目: 英語エッセイ(50分)、保護者同伴面接試験(10分程度 日本語)
・2022年度試験日: 1月20日(木)
・試験科目: 英語(50分 筆記とリスニング)、英語エッセイ(30分)、受験生面接試験(15分程度 英語と日本語)
・2022年度試験日: 1月22日(土)
・A方式試験科目(現地校生・インター生向け): 英語(50分)、受験生面接試験(英語中心 15分程度)、調査書
・2022年度試験日: 2月3日(木)
・試験科目: 書類選考、外国語エッセイ(45分)、日本語作文(30分)、グループディスカッション(10分 日本語)
・2022年度試験日: 2月中旬
・試験科目: 作文エッセイ(50分 日本語か英語)、受験生面接試験(10~15分 日本語か英語)
自己PR型の帰国子女枠入試実施校の多くは、試験科目が英語エッセイとなります。
ですから、たくさん受験したい場合は、英語エッセイ対策が必須となります。
しかし、英語力に不安がある場合は、作文エッセイを日本語で受験できる学校を受験することになりますよね。
・佼成学園高校
・鎌倉学園高校
・宝仙学園高等学校共学部理数インター
・東京都立国際高校 ※現地校出身者
作文エッセイと面接試験を日本語で受験できるのは、上記4校しかありません。
そして、試験当日に作文エッセイを日本語で受験できるのは、東京都立国際だけです。
ですから、今回の立教池袋高校の変更によって、日本語作文で受験できる学校が増えることになります。
英語力に不安のある現地校生やインター生にとってとてもありがたい措置と言えますよね。
ところで、立教池袋高校の一般入試では、日本語作文と日本語面接試験だけでなく、出願書類も合否に関係します。
書式は日本語になります。
そこで、現地校生・インター生が一般入試を受験する場合、出願書類はどうなるのかを、立教池袋高校の入試担当の先生に確認したんですよ。^^
立教池袋池袋が用意する書式で求められる証明書をインター校・現地校(以下「学校」とする)で用意してもらうこととなります。
たとえば、出席記録や成績証明などです。
用意する書式は日本語であり、学校側は記載できないと思うので、それらの証明書を学校に作成してもらい、厳封の上、提出してください。
立教池袋池袋が求める内容を学校から提出されるように、学校側へ説明していただきたいです。
立教池袋高校を受験する現地校生・インター生のみなさん、日本語作文と日本語面接試験の対策をバッチリ行ってくださいね。^^
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今回は、広尾学園中学SGコースの、2021年度帰国子女枠9月編入試験内容を、お伝えします。
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8月20日(金)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
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