同志社国際中学の帰国子女枠入試のA選考の英語エッセイテーマの書き方についてお伝えします。

● 同志社国際中学の帰国子女枠入試のA選考の英語エッセイテーマの書き方についてお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

2018年度、大妻中野中学の帰国子女枠入試は3回行われます。

1、10月シンガポール入試

・試験日: 10月21日(土)
・出願期間: 9月15日(金)~10月16日(月)
・学科試験(日本人学校生型): 国算(各40分間 各100点満点)、面接試験(親子)
・学科試験(インター生型): 英(各40分間 各100点満点)、面接試験(15分程度 親子)

2、11月入試

・試験日: 11月25日(土)
・出願期間: 11月8日(水)~24日(金)
・学科試験(日本人学校生型): 国算(各50分間 各100点満点)、面接試験(親子)
・学科試験(インター生型): 英(各50分間 各100点満点)、面接試験(15分程度 親子)

3、1月入試

・試験日: 1月13日(土)
・出願期間: 12月19日(火)~1月12日(金)
・学科試験(日本人学校生型): 国算(各50分間 各100点満点)、面接試験(15分程度 親子)
・学科試験(インター生型): 英(各50分間 各100点満点)、面接試験(親子)

10月のシンガポール入試が狙い目です。^^

帰国枠入試は、一般入試よりも早く行われるので、入試問題が易しくなります。

特にシンガポール入試は、3か月以上も早く実施されます。

1科目の試験時間が10分短い、40分となっています。

大妻中野を受験されるみなさん、勉強を頑張ってくださいね。^^

さて今回は、同志社国際中学の帰国子女枠入試のA選考の英語エッセイテーマの書き方についてお伝えします。

同志社国際中学の英語エッセイテーマは、物語調となっています。

・2017年度12月、同志社国際中学、帰国子女枠入試A選考英語エッセイテーマ@京都・シンガポール

When walking down the street, you saw a large white wall.

Using only one word, you can leave a message for others.

What word will you write?

Explain your answer in detail.

道を歩いていると大きな白い壁がありました。

その壁にメッセージとして単語を一つ書くことができます。

どんな単語を書きますか。

なぜですか、紹介してください。

たとえば上記のようなテーマです。

英語エッセイに取り組む時間は60分間で、B4判の解答用紙2枚以内でまとめます。※3ページまでスクロールしてください

2枚以内ということは、1枚と半分以上は書く必要があります。

1枚半を書くためには、試験時間60分間のうち、30分~40分ぐらいは、書くことだけで時間が取られます。

つまり試験当日は、ブレーンストーミングをする時間があまりないのです。

ですから、できるだけカンタンに物語調のエッセイを書けると良いですよね。

物語調のエッセイを書くコツです。

・物語調のエッセイのテーマであっても、通常のエッセイと同じように書く、イントロだけを工夫する

具体的に説明します。

帰国枠入試の、通常のエッセイの書き方には、ルールが3つあります。

1、テーマに沿って書くこと

2、海外経験を組み込むこと

3、具体的に書くこと

上記の3つです。

物語調のエッセイであっても、1~3を書きます。

そしてイントロ部分だけを工夫します。

お手本を示しますね。

・イントロ1: 「海外生活で印象に残った言葉についてのエッセイ」につなげるためのイントロ

僕が道を歩いていると、大きな白い壁がありました。

壁をよく見てみると、「壁にメッセージとして単語を一つ書くことができます」と書いてありました。

そこで僕は、心に響いた言葉、”I’m possible”を、壁に書くことにしました。

・イントロ2: 「海外生活で印象に残った言葉についてのエッセイ」のイントロ

僕は、5年間アメリカのカリフォルニア州で暮らしています。

海外生活を通して、たくさんの人たちから応援のメッセージをしてもらいました。

その中で、最も心に響いたのが、”I’m possible”、”impossible”にアポストロフィーを加えた言葉です。

その言葉のおかげで、前向きに、アメリカ生活を送ることができるようになりました。

だから他の人たちにも、”I’m possible”を伝えたいと思います。

・What word touched your heart in your life?(これまでに心に響いた言葉は何ですか?)

帰国枠入試において、よく出題される作文エッセイテーマです。

このテーマについて書く場合、海外生活で印象に残った言葉について、自身の経験を組み込み、具体的に書くとバッチリです。

この同志社国際の「白い壁に残す単語」のエッセイテーマを、「海外生活で印象に残った言葉についてのエッセイ」につなげれば、通常のエッセイの書き方と同じになりますよね。

そうすると、同志社国際中学の帰国枠入試A選考は、以下の2つを特訓しておけば良いことになります。

1、通常のエッセイ(海外経験を組み込んだ、具体的なエッセイ)につなげるために、イントロで工夫する練習をする

2、バッチリな通常のエッセイを数パターン事前に作成して、ほぼ暗記しておく

短いブレーンストーミング時間で、通常のエッセイにつなげられるイントロを考えて。

あとは、暗記してあるバッチリな通常のエッセイを、30分~40分かけて書き写す。

これらができれば、大丈夫ですよね。^^

・2015年度12月、同志社国際中学、帰国子女枠入試A選考英語エッセイテーマ@ニューヨーク・ロサンゼルス

One day, one of your family’s member’s objects suddenly spoke and asked you for advice.

Please make a story about this event.

ある日、あなたの家族の持ち物が何かを突然相談してきました。

この続きを考えてお話を作りなさい。

この英語エッセイテーマの場合です。

・家族の持ち物が相談してきたこと=困ったこと、悩んでいること

上記のように考えられますよね。

ですから、通常のエッセイ「海外生活で頑張ったこと、乗り越えてきたこと」につなげられるよう、イントロで工夫したら良いのです。

・どうやったら英語が話せるようになるの?
・どうやったらチアリ―ディングで活躍できるの?

たとえば家族の持ち物が上記のような内容を相談してきたことにして。

だから私は、「海外生活で頑張ったこと、乗り越えてきたこと(英語・チアリ―ディング)」をアドバイスした。

このようにイントロで工夫をするとバッチリですよね。

同志社国際中学を受験するみなさん、英語エッセイをがんばってくださいね。^^

同志社国際の帰国枠入試について、さらに詳しくお知りになりたい場合は、齊藤までご連絡くださいね。^^

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今回は、東京都立国際高校の、2017年度帰国子女枠9月編入試験内容をお伝えします。

9月18日(月)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

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