東京学芸大学附属国際中等教育学校英語エッセイには、別の3つの「鉄板ネタ」を持っておくと良いです。

● 東京学芸大学附属国際中等教育学校の英語エッセイの時事問題テーマを書くためには、まったく別の3つの「鉄板ネタ」を持っておくと良いです。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

広尾学園小石川中学インターナショナルAGの、2023年度帰国子女枠9月編入試験の合格発表が7月21日(金)にありました。

スカイプレッスン受講生、広尾学園小石川中学インターナショナルAGに合格です!

担当は、北海道大学医学部の米谷先生です。

米谷奈実先生 北海道大学医学部3年生、札幌北高校出身、北海道大学法学部卒業

米谷先生は様々な科目に対応できますが、特に国語と小論文指導が上手です。

また、社会人経験があるので様々な角度からアドバイスをすることができ、お姉さん先生としてとても好かれているんですよ。

さて今回は、帰国子女枠入試の作文エッセイについてお伝えします。

自己PR型の帰国子女枠入試では、書類選考(願書)と作文エッセイと面接試験が試験科目となることが多いです。

1、願書: 学校の成績、語学資格、学校での活動、課外活動などで、活動実績を確認するため

2、作文エッセイ/プリエッセイ: 海外生活を通して得られた考え方や気づきを、作文エッセイで確認するため

3、面接試験: 海外生活を通して得られた考え方や気づきを、面接試験で確認するため

自己PR型の帰国子女枠入試で評価の対象となるのは、帰国生の活動実績です。

帰国生がこれまでに頑張ってきた活動実績を、「1」~「3」で確認します。

ですから、自己PR型の帰国子女枠入試を受験する場合は、「1」~「3」の対策をしっかり行ってください。

ところで、帰国生のみなさんが活動実績の中で分かりにくいと思っているのは、「海外生活を通して得られた考え方や気づき」ではないでしょうか。

そこで、自己PR型の帰国子女枠入試の作文エッセイと面接試験で必要となる「海外生活を通して得られた考え方や気づき」について説明をします。

まず、「海外生活を通して得られた考え方や気づき」の使い方基本編です。

東京都立国際高校の2023年度9月入学海外帰国生徒・在京外国人生徒対象募集(帰国子女枠高校1年9月編入試験)の作文エッセイテーマを使って解説します。

東京都立国際高校の2023年度9月入学海外帰国生徒・在京外国人生徒対象募集(帰国子女枠高校1年9月編入試験)の作文エッセイテーマ

・日本とは違う文化圏で身につけたコミュニケーション力を、高校生活でどのように生かしますか?

海外の現地校やインターナショナルスクールに通う帰国生のみなさんは、外国語を身につけるために相当努力した経験がありますよね。

また、その努力の過程において、新たな考え方ができるようになり、様々な気づきもあったはずです。

外国語を身に付ける過程で得られた学びや気づきの例

・ボディランゲージを使ったり、共通の話題を持っていたり、自分の特技を使えたりすることが、良いコミュニケーションに繋がること

・相手の話をよく聞くことが、良いコミュニケーションに繋がること

・相手の状況やバックグラウンドを理解しておくことも、良いコミュニケーションに繋がること

たとえば、上記のような考え方や気づきがあったのではないでしょうか。

これらを、「日本とは違う文化圏で身につけたコミュニケーション力を、高校生活でどのように生かしますか?」の作文エッセイで書けばバッチリです。

「日本とは違う文化圏で身につけたコミュニケーション力を、高校生活でどのように生かしますか?」の作文エッセイの流れ

イントロダクション

私はシンガポールに住み、インターナショナルスクールに3年間通いました。

インター校に通うことで、コミュニケーション力が身に付きました。

この力を東京都立国際高校入学後も活かしたいので、その方法を説明します。

ボディ1

・共通の話題を持っているとコミュニケーションが上手くいくので、共通の話題を探すようにすること(自身の経験に基づいて説明)

ボディ2

・相手の話をしっかりと聞くようにするとコミュニケーションが上手くいくので、相手の話を聞くようにすること(自身の経験に基づいて説明)

コンクルージョン

上記2つを都立国際で実践します。

コミュニケーションを図る際は共通の話題を探すことと相手の話をしっかりと聞くことを徹底して、たくさんのクラスメイトと仲良くなりたいです。

作文エッセイの鉄板の「型」である、イントロダクション、ボディパート、コンクルージョンの順番で、上記のように書くと良いです。

・日本とは違う文化圏で身につけたコミュニケーション力を、高校生活でどのように生かしますか?

このような作文エッセイテーマは、自分の日常生活に直結するので、自身の経験に基づいて書けますし、「海外生活を通して得られた考え方や気づき」も組み込みやすいと思います。

次に、「海外生活を通して得られた考え方や気づき」の使い方応用編です。

東京学芸大学附属国際中等教育学校の2020年度帰国子女枠入試の英語エッセイテーマを使って解説します。

東京学芸大学附属国際中等教育学校の2020年度帰国子女枠入試の英語エッセイテーマ

Based on the controversy presented in the passage, state your opinion about convenience stores staying open 24 hours a day. Include reasons your knowledge and/or experience.

東京学芸大学附属国際中等教育の英語エッセイテーマは難しいですよね。

・課題文を理解するためには一定以上の英語力と一般常識が必要であること

・エッセイテーマが自分の日常生活に直結しないことが多いので、自身の経験を組み込みにくいこと

・賛成反対について一般論だけで書くと凡庸な内容になってしまうこと

上記3つをクリアしなければいけません。

どういうことか。

・海外生活で頑張ったこと、身に付けられたこと
・海外生活で楽しかったこと
・海外生活を通して自身が成長できたこと

作文エッセイを練習する際、上記のような「Achievement系のネタ」が多くなりませんか?

もちろん、「Achievement系のネタ」は必要です。

でも、「コンビニエンスストアの24時間営業の是非について」のテーマに、これらの経験を組み込むことはキビシイですよね。

・賛成: 24時間開いていたらいつでも買い物に行けるので便利、レストランが閉店した後も食料を買えるので24時間オープンが良い
・反対: 24時間開けていたら光熱費がもったいないし地球に優しくない、特に地方は夜にコンビニに行く人がほとんどいないので24時間オープンでなくて良い

たとえば上記のような理由は書けるかもしれませんが、これだけだと一般論になってしまいます。

自身の経験と経験から得られた学びや気づきを書かなければ、自己PRになりません。

それでは、どうしたら良いのでしょうか。

実はカンタンなんです。

作文エッセイで使える「鉄板ネタ」を見つけ出して、その「鉄板ネタ」にこじつける特訓をしておけば書けるようになります。

つまり、「Achievement系」以外の「ネタ」を2つ以上持っておきます。

・「Achievement系のネタ」
・「滞在国・滞在地域の特徴を示すネタその1」
・「滞在国・滞在地域の特徴を示すネタその2」

まったく違う「鉄板ネタ」を3つ以上持っていたら、そのうちのどれかを使ってこじつけて書くことができます。

弊社から東京学芸大学附属国際中等教育学校に合格した生徒さんのひとりは、「アメリカ南部は気温が高く、ハリケーンが多く、しかも冬はとても寒いことがある」を鉄板ネタにして、「コンビニエンスストアの24時間営業の是非について」のエッセイを書き、高い評価を得ていました。

・東京学芸大学附属国際中等教育学校 87名合格

スカイプレッスン生が東京学芸国際中等教育学校に87名も合格できているのは、「鉄板ネタ」を3つ以上持ち、そのうちのどれかを使ってこじつけて書けているからです。

これまで、東京学芸国際中等教育学校の合格に欠かせない英語エッセイの書き方とその「鉄板ネタ」を知ることができたのは、スカイプレッスン生だけでした。

・「Achievement系のネタ」
・「滞在国・滞在地域の特徴を示すネタその1」
・「滞在国・滞在地域の特徴を示すネタその2」

しかし、シンガポールとマレーシアの帰国生が自己PR型の帰国子女枠入試で役立つ学びや気付き「ネタ」を伝授する有料のオンライン勉強会で、お伝えすることにしました。

外部初公開です。

・日本時間、9月2日(土)の21時~23時

帰国子女枠入試合格に直結する内容を、まずは、シンガポールとマレーシアの帰国生のみなさんにお伝えします。

勉強会では、「滞在国・滞在地域の特徴を示すネタは、なぜ2つ以上必要なのか」「滞在国・滞在地域の特徴を示すネタは、どう見つけたら良いのか」等もお伝えます。

お申し込みはメールマガジンからとなりますので、こちらに登録をしておいてくださいね。

【帰国子女枠入試情報、駐在先でのお子さんの勉強などのご相談に、お答えします。】

もし、お困りでしたら、こちらから、ご連絡ください。

スカイプでも対応できますので、世界中どこからでも相談できますよ。

また、私は、帰国子女枠入試の、自己PR添削、面接練習対策を指導することができます。

お子さんが、自分の力で、自己PRを完成させたいと思っているのであれば、私のメルマガを読むといいですよ。

自己PR、そして面接を上達させる情報も、配信しています。

今回は、須磨学園高校の、2023年度帰国子女枠9月入試編入試験内容についてお伝えします。

最新の情報です。

メールマガジン『帰国子女枠を有効に使う、10日間無料セミナー』からです。

9月8日(金)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

では今日も笑顔の一日を!

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