慶應湘南藤沢高校(SFC)の、2023年度帰国子女枠入試の課題型小論文の書き方をお伝えします。
● 慶應湘南藤沢高校(SFC)の、2023年度帰国子女枠入試の課題型小論文の書き方をお伝えします。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
鎌倉学園高校の、2023年度帰国子女枠9月編入試験が、7月10日(月)に行われます。
・募集学年: 高1、高2
・出願期間: 7月1日(土)~7日(金)
・試験科目: 国数英(各50分 各100点満点)、受験生面接試験(10分程度)
バッチリ対策をしてくださいね。^^
さて今回は、慶應湘南藤沢高校(SFC)の、2023年度帰国子女枠入試の課題型小論文についてお伝えします。
2023年2月12日(日)に行われた面接試験内容です。
合格した生徒さんに教えてもらったんですよ。^^
国語課題型小論文(45分 100点満点)
次の写真からどんな広告が作れると考えますか。
写真A~Cから一つ選び、本文の内容を踏まえて、五〇〇字以上六〇〇字以内で論じなさい。
冒頭の文にどの写真を選んだのかを明記すること。
この論説文では、写真の4つの性質がデザインの視覚伝達を強化してくれることを述べています。
選んだ写真を基に広告を考えて、小論文を書くというのは、難しそうですよね・・・。
そこで、慶應湘南藤沢高校の、2023年度帰国子女枠入試の小論文の書き方について解説しますね。
まず、『たのしごとデザイン論』で述べている写真の4つの性質についてです。
写真の4つの性質
1、即時性 すぐわかる性質: わかりやすくするために必要
2、報道性 事態をより詳しく伝えられる性質: わかりやすくするために必要
3、情緒性 人の感情を揺さぶる性質: 想像を膨らませるために必要
4、抽象性 写真の中からある性質を抜き出してそれを膨らませたり別のことを連想できたりする性質: 想像を膨らませるために必要
上記に基づいて写真を確認していくと、「タイル敷きの地面から木が生えている写真A」の場合は「3、情緒性」や「4、抽象性」の性質が備わっていることが分かりますよね。
次に、『たのしごとデザイン論』で述べられている広告の作り方です。
本文中には上記のように書かれています。
・家に帰ったら、家族と緑があなたを待っていてくれます。緑を家族の一員に迎えませんか?(住宅会社など): 3、情緒性
・どんなところにいても、自分の意志は貫けるもんだ!あなたの個性を応援します。(府ファッションや学習塾など): 4、抽象性
そうすると「写真A」の場合、上記のような広告が考えられますよね。
最後に、小論文の構成です。
慶応湘南藤沢高校の2023年度帰国子女枠入試小論文の構成
・イントロダクション
「私は☆の写真を選びます。☆の写真を用いると、『・・・』という広告を作成できると思います。なぜなら、この写真には〇〇の性質があるからです。」のように述べる。
※☆は、写真に付けられているA~Cのこと
※〇〇は、即時性/報道性/情緒性/抽象性のいすれか
・ボディ1~2
「第1の理由として、写真の中の□□の部分に〇〇の性質が見られるからです。」のように書く。
※□□に〇〇の性質があると思う理由を具体的に書く。
・コンクルージョン
「以上の理由から、☆の写真を用いると、『・・・』いう広告を作成できると思います。」
この構成が基本となります。
ボディパートで、具体的な理由を書けるかどうかがカギとなります。
もちろん、上手くやれば、自身の海外経験を組み込むこともできます。
慶応湘南藤沢高校(SFC)を受験するみなさん、小論文対策も頑張ってくださいね。
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今回は、静岡聖光学院中学の、2023年度1科選択入試(英語)の試験内容についてお伝えします。
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