東京都立国際高校の作文エッセイテーマで、自身の海外経験を組み込んで具体的に書く方法を解説します。

● 東京都立国際高校の作文エッセイテーマで、自身の海外経験を組み込んで具体的に書く方法を解説します。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

佼成学園中学の、2022年第2回帰国子女枠入試の合格発表が11月15日(月)にありました。

スカイプレッスン受講生、佼成学園中学に合格です!

担当は、北海道大学獣医学部の廣瀬先生です。

北海道大学獣医学部の廣瀬静香(ひろせしずか)先生

廣瀬先生は理系ですが、文系科目の指導、特に国語の指導が得意です。

小学校編入試験から高校受験まで、幅広く指導ができるんですよ。^^

さて今回は、帰国子女枠入試のエッセイの書き方についてお伝えします。

帰国枠子女枠入試の作文エッセイの書き方です。

1、テーマに沿って書くこと
2、海外経験を組み込むこと
3、具体的に書くこと

帰国子女枠入試のほとんどの作文エッセイでは、「1」から「3」が必須です。

東京都立国際高校の作文エッセイテーマを使って、具体的に説明します。

2020年9月入試(50分 540~600字)

海外で生活する上で、言葉を身に付けることに加えて何が重要だと思いますか。

理由や例を挙げて、あなたの考えを述べなさい。

この作文エッセイテーマで書くべきことです。

1、テーマに沿って書くこと

・海外で生活する上で言葉を身に付けることに加えて重要なこと、たとえば、「相手の文化に興味を持つこと」や「何事にも積極性を持って参加すること」などを選んで、エッセイを書く

・エッセイは、イントロダクション・ボディ・コンクルージョンの型にはめて書く

・「相手の文化に興味を持つこと」や「何事にも積極性を持って参加すること」などがなぜ重要であるか、その理由をボディパートで説明する

2、海外経験を組み込むこと

・「相手の文化に興味を持つこと」や「何事にも積極性を持って参加すること」などがなぜ重要であるかをボディパートで説明する際は、自身の海外経験を例に挙げる

・説明する際は、実際に自分が経験して重要だと思った「相手の文化に興味を持つこと」や「何事にも積極性を持って参加すること」を使う

3、具体的に書くこと

・自分が経験をして重要だと思った「相手の文化に興味を持つこと」や「何事にも積極性を持って参加すること」を使う際は、読み手が状況を明確に理解できるように書く

・経験内容を単に羅列するだけでなく、その経験から得られた学びや気づきも加えて具体的に書く

上記に気を付けて書くと、バッチリになります。

東京都立国際高校を受験するみなさん、作文エッセイを頑張ってくださいね。^^

ところで、この東京都立国際高校のように、自身の海外経験を組み込みやすい作文エッセイテーマであれば良いのですが。

東京学芸大学附属国際中等教育学校のような作文エッセイテーマの場合は、なかなか書けないことがあるかもしれません。

なぜなら、作文エッセイを書くときは、ついつい、「自身が頑張って何かを成し遂げたり、乗り越えたりした経験」のネタを使おうとするからです。

だから、学芸国際のような時事問題テーマが出題されると、自身の「頑張った・乗り越えた」系の海外経験とテーマを結び付けにくいですよね。

実は、作文エッセイに自身の海外経験を組み込むためには、ネタを数種類準備しておく必要があります。

「自身が頑張って何かを成し遂げたり、乗り越えたりした経験」のネタだけでは、十分ではないのです。

ご存知でしたか?

それでは、メルマガのお知らせです。

今回は、帰国子女枠入試の作文エッセイに備えて準備しておくべき、自身の海外経験ネタについてお伝えします。

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12月12日(日)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

では今日も笑顔の一日を!

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