国際基督教大学高校(ICU)の推薦入試と編入試験の自己PRカードは「2」と「3」が重要です。

● 国際基督教大学高校(ICU)の推薦入試(4月入学)・帰国子女枠編入試験(9月入学)の自己PRカードは、「2、海外生活を通して学んだこと」と「3、諸活動の状況や実績について」が重要です。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

開智日本橋学園中学GLCの、2023年度帰国子女枠入試第1回の合格発表が、11月23日(水)にありました。

スカイプレッスン受講生、開智日本橋学園中学GLCに4名合格です!

担当は、北海道大学医学部の米谷先生です。

米谷奈実先生 北海道大学医学部3年生、札幌北高校出身、北海道大学法学部卒業

米谷先生は様々な科目に対応できますが、特に国語と小論文指導が上手です。

また、社会人経験があるので様々な角度からアドバイスをすることができ、お姉さん先生としてとても好かれているんですよ。

さて今回は、国際基督教大学高校(ICU)の帰国子女枠入試についてお伝えします。

国際基督教大学高校(ICU)の帰国子女枠入試は、自己PR型に分類されます。

この自己PR型の帰国子女枠入試の合否基準はイマイチ理解しにくいので、お困りかもしれませんね。

そこで、まず、自己PR型の帰国子女枠入試について詳しく説明します。

・自己PR型: これまでの活動実績(学校の成績、語学資格、考え方など)で合否が決まる

・学科試験型: 当日の試験結果で合否が決まる

・ミックス型: これまでの活動実績+当日の試験結果で合否が決まる

自己PR型とは、学科試験以外で合否判定を行う試験のことです。

現地校生やインター校生が日本の高校を受験する場合、学校の勉強と受験勉強の両方を行うことになりますよね。

現地校生やインター校生が学科試験型で臨もうとすると、日本の国数英(理社)を勉強することになります。

しかし、これらは現地校やインター校で学ぶ内容とは大きくかけ離れているため、準備も、理解するのも、大変ではないかと思います。

一方で、自己PR型の試験は、これまでの活動実績で合否判定をしてもらえます。

活動実績とは以下の内容です。

活動実績の例

・学校の成績

・語学資格

・学校での活動や課外活動

・海外生活を通して得られた考え方(プリエッセイ、作文エッセイ、面接試験で表現)

これらは、現地校やインター校生活の延長線上で準備ができるので、選択がしやすいのではないでしょうか。

ですから、自己PR型の入試は、現地校生やインター校生向きの試験と言えます。

ただし、自己PR型の帰国子女枠入試を実施する上位校は、帰国生に求める活動実績のレベルが高いです。

レベルの高い活動実績をアピールできるよう、考えて作っていくことをおススメします。

次に、国際基督教大学高校(ICU)の帰国子女枠入試(自己PR型)について、説明します。

推薦入試(4月入学)・帰国子女枠編入試験(9月入学)の合否判定

・学校の成績、面接試験、資格等、自己PRカードで決定

書類選考入試(4月入学)の合否判定

・学校の成績、面接試験、資格等で決定

推薦入試(4月入学)・帰国子女枠編入試験(9月入学)では、自己PRカードを提出できます。

この自己PRカードには、活動実績を書くことができるんです。

推薦入試(4月入学)・帰国子女枠編入試験(9月入学)で合格するためには、レベルの高い活動実績が必要です。

ですから、様々な学校での活動や課外活動をしてきた帰国生は推薦入試(4月入学)・帰国子女枠編入試験(9月入学)で受験すると良いです。

それでは、その学校での活動や課外活動というのは、いわゆる「派手」な内容でなければいけないのでしょうか?

受験生がたくさんいるわけですから、突き抜けるためには、もちろん、「派手」な方が良いですね。

時間をかけて、計画的に、バッチリ「派手」になるような学校での活動や課外活動をした方が良いです。

しかし、そうでなくても合格する方法はあります。

コロナ禍で学校での活動や課外活動が十分にできなかったにも関わらず、合格できている帰国生はいます。

自己PRを見ると、その理由が分かります。

自己PRカードを確認してみましょう。

国際基督教大学高校(ICU)の帰国子女枠入試(自己PR型)自己PRカード

国際基督教大学高校(ICU)の帰国子女枠入試(自己PR型)自己PRカード

1、国際基督教大学高等学校に入学したい理由: 日本語は900字前後

2、海外生活を通して学んだこと: 日本語は600字前後

3、諸活動の状況や実績について: 日本語は600字前後

国際基督教大学高校(ICU)の推薦入試(4月入学)・帰国子女枠編入試験(9月入学)では、「海外生活を通して得られた考え方」を確認するための手段として、試験当日に面接試験しか行いません。

定番の、作文エッセイを課さないのです。

作文エッセイを行わない代わりに、自己PRカードを提出します。

2、海外生活を通して学んだこと: プリエッセイとしての役割(海外生活を通して得られた考え方を書く)

3、諸活動の状況や実績について: 活動報告書としての役割(学校での活動や課外活動を書く)

自己PRカードでは、上記をダブルでアピールすることになります。

つまり、自己PRカードは、活動実績報告書としてだけでなく、プリエッセイとしての役割も果たしているのです。

ですから、「3、諸活動の状況や実績(学校での活動や課外活動)」の内容が一般的なことであったとしても。

「2、海外生活を通して学んだこと(海外生活を通して得られた考え方)」の内容を、「派手」にすることはできますよね。

「1、国際基督教大学高等学校に入学したい理由」は、「2、海外生活を通して学んだこと」と「3、諸活動の状況や実績について」に基づいて書くことになるので、「2」と「3」の内容によって質が決まります。

2、海外生活を通して学んだこと: プリエッセイとしての役割(海外生活を通して得られた考え方を書く)

3、諸活動の状況や実績について: 活動報告書としての役割(学校での活動や課外活動を書く)

国際基督教大学高校(ICU)の自己PRカードは、「2」と「3」が重要です。

戦略を立てて、自己PRカードを作りましょう。

国際基督教大学高校(ICU)の推薦入試(4月入学)・帰国子女枠編入試験(9月入学)を受験するみなさんは、バッチリな自己PRカードを作成してくださいね。

ちなみに、書類選考入試は合否基準が異なりますので気を付けてくださいね。

・国際基督教大学高校(ICU)推薦 39名合格
・国際基督教大学高校(ICU)書類選考 43名合格
・国際基督教大学高校(ICU)9月編入 14名合格

スカイプレッスンでは、これまでに96名もICU高校に合格しているんですよ。^^

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今回は、東京学芸大学附属大泉小学校国際学級の、2023年度帰国子女枠4月入試編入試験内容についてお伝えします。

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