攻玉社中学の国際学級入試英語受験のSection1は、大学受験英語対策が有効です。
● 攻玉社中学の国際学級入試英語受験のSection1は、大学受験英語対策が有効です。
海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
AICJ中学の、2023年度帰国子女枠7月編入試験の合格発表が6月12日(月)にありました。
スカイプレッスン受講生、AICJ中学に合格です!
担当は、九州大学薬学部の樋脇先生です。
樋脇先生は、中学在学中にニュージーランドに留学しています。
ですから英語も堪能ですし、現地校やインターの理数科目のこともよくわかっています。
中学受験指導、高校受験指導、編入試験対策はもちろん、現地校やインターに通う生徒さんの理数科目のサポートもできるんですよ。^^
さて今回は、攻玉社中学の国際学級入試(帰国子女枠入試)についてお伝えします。
攻玉社中学の国際学級入試(帰国子女枠入試)は2023年度入試から、英語試験の出題傾向が変わりました。
2023年度国際学級入試からは、リスニング問題がなくなり、語句整序問題などの英文法問題が多く出題すると、入試担当の先生はおっしゃっていました。
実際はどんな試験問題だったのでしょうか。
2023年度国際学級入試(帰国子女枠入試): 大問3題構成(試験時間 60分)
・Section1 読解力・記述力の土台となり得る力を総合的に問う問題: 40点
・Section2とSection3 長文読解問題×2: 60点
入試担当の先生がおっしゃる通りの問題構成でした。
そして、読解力・記述力の土台となり得る力を総合的に問う問題も説明通りで、4種類の問題が出題されていました。
Section1 読解力・記述力の土台となり得る力を総合的に問う問題(40点)
1-1、語彙問題
1-2、文法・語法問題(誤文訂正問題)
1-3、語句整序問題
1-4、文挿入問題(文脈の把握が適切にできるかどうかを確認)
上記4つのうち、いわゆる、大学受験英語的な問題は1-1~1-3の3つです。
2023年度の英語Section1を確認してみましょう
Section1 読解力・記述力の土台となり得る力を総合的に問う問題(40点)
1-1、語彙問題 10問×1点
・英検準1級レベルの単語: jurisdiction, juvenile, purge, ruthlessly
・英検1級レベルの単語: redeem, predominantly, lucrative, attrition, reciprocal, abort
1-2、文法・語法問題(誤文訂正問題) 5問×2点
1、受動態の分詞構文
2、bread and butterは単数扱い
3、be known to~
4、関係副詞 whyの使い方
5、mostとalmostの違い
1-3、語句整序問題 5問×2点
1、be of major economic importance~
2、findの使い方
3、連鎖関係詞節
4、by far the 最上級
5、使役動詞の使い方
1-4、文挿入問題(文脈の把握が適切にできるかどうかを確認) 5問×2点
Section1の問題、かなり難しいですよね・・・。
先日、攻玉社中学の国際学級入試の受験資格と募集人員が2024年度入試から変わり、日本人学校生に有利になることについて、記事を書きました。
2024年度入試からは、国算受験と英語受験合わせて、募集定員が40名となります。
・国算受験の合格最低点は、例年5~6割
・英語受験の合格最低点は、例年4~5割
この変更によって、合格最低点が高くなる国算受験、つまり日本人学校生の方が多く合格できると、私は思います。
英語型で受験する現地校生・インター生は、英語試験の点数を、国算受験の合格最低点まで上げたいですよね。
そこで、攻玉社中学の2023年度国際学級入試の英語試験Section1の対策方法をお伝えします。
まず、1-1の語彙問題です。
英検準1級~1級の単語がそれぞれ半々ぐらいで出題されていますので、英検単語帳などを使って語彙力アップをした方が良いです。
しかし、配点は1問1点で、合計10点しかありません。
5点前後の1級単語のために、英検1級単語をすべて暗記するのはコスパが悪いです。
ですから、英検準1級の単語はしっかり暗記して、準1級レベルの語彙問題で得点してください。
1-1での失点は、1-2と1-3で挽回しましょう。
次に、1-2の文法・語法問題(誤文訂正問題)についてです。
1-2で出題されているのは、大学受験で出題される基本レベルの英文法です。
学科試験型の帰国子女枠入試の英語を受験する場合は、大学受験英語対策は必須です。
ですから、まずは中学高校で学ぶ英文法をしっかりと覚えてください。
・Z会の『New Treasure』
・文英堂の『Birdland』
このときに使用する英文法テキストは私立中学で採択されている英文法テキストが良いと思います。
その後は、大学受験対策問題集を使って、文法・語法の頻出問題を覚えていくと良いです。
たとえば、桐原書店の『大学入試英語頻出問題総演習』などがお勧めです。
そして、河合塾の『英文法・語法 良問500+4技能 誤文訂正編』で誤文訂正問題の特訓をすると良いですよ。
最後に、1-3、語句整序問題についてです。
帰国生のみなさんは、海外では見ることが少ない語句整序問題に苦戦するかもしれません。
河合塾の『英文法・語法良問500+4技能 整序英作文編』は、語句整序問題がたくさん掲載されているので良いですよ。
東京都市大学付属や東京都市大学等々力の語句整序問題対策としても使えます。
Section1での目標点数
・1-1で5/10点以上
・1-2で8/10点以上
・1-3で8/10点以上
・1-4で6/10点以上
Section1で25/40点以上、Section2とSection3で35/60点程度で、合計60点になります。
60点あれば、国算受験の合格者最低点に並びますので、合格できますよ。
攻玉社中学を受験するみなさんは、大学受験英語の勉強を頑張ってくださいね。
ところで、攻玉社中学の国際学級入試(帰国子女枠入試)英語受験は、自己PR型ではありません。
英語1科目ですが、学科試験型なんですよ。
対策を間違わないでくださいね。
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今回は、鎌倉女学院中学の帰国子女枠11月入試の、英語の作文(英語エッセイ)と日本語の作文の対策方法をお伝えします。
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7月14日(金)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
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