学習院女子中等科の、2023年度帰国子女枠入試の作文のお手本を公開します。
● 学習院女子中等科の、2023年度帰国子女枠入試の作文のお手本を公開します。
レッスン枠はまもなく満席となります。
帰国子女受験.comの齊藤です。
品川女子学院中学の、2024年度帰国生入試が、11月12日(日)に行われます。
・Web出願期間: 11月3日(金)~10日(金)
・試験内容: 国算(各50分 各100点満点)
品川女子学院中学の帰国子女枠入試の過去問題は非公開です。
A. 過去問題は公表しておりません。
国語の試験問題は、2月4日表現力総合型の試験Ⅱをベースに作ります。
50分の試験です。
本文の内容を理解できたかを見るために、要約したり説明したりする問題や、本文の内容を受けて自分の考えを伝えるなどです。
算数の試験問題は、2月1日、2日の4科入試の大問1~3レベル(計算・特珠算など)です。
一般受験用の過去問題集等を参考にしてください。(2023年度2月入試問題)
品川女子学院を受験するみなさん、勉強を頑張ってくださいね!^^
さて今回は、学習院女子中等科の、2023年度帰国子女枠入試の作文のお手本を公開します。
2023年度帰国子女枠入試では、以下のテーマが出題されました。
新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活に多くの変化をもたらしました。
さまざまな変化の中で、あなたはどのような経験をし、どのようなことに気付くことができましたか。
具体的な内容を1つ挙げ、くわしく説明しなさい。
原稿用紙には、最大で1000~1100字程度書くことができます。
1、テーマに沿っていること
2、自身の海外経験を組み込んでいること
3、具体的に書くこと
帰国子女枠入試の作文エッセイには、上記3つが必須となります。
香港の帰国生に向けて、お手本を書いてみたので参考にしてみてください。
私は香港で5年間生活しました。
新型コロナウイルスの感染が世界中に広まっていったとき、香港では早い時期からロックダウンになって外出禁止となりました。
この外出禁止によって私の生活は様々な点で変わり、特に変化が大きかったのは学校生活でした。
香港日本人学校の授業がすべてオンラインとなりました。
そこで、オンライン授業の経験とこの経験から得られた気付きについて書きたいと思います。
ボディ1(355字)
まず、香港日本人学校のオンライン授業の経験についてです。
日本人学校では休校が決まるのとほぼ同時に、オンライン授業が始まりました。
小学校3年生の1月から1年以上もの間、学校にはほとんど登校できませんでした。
しかし、オンライン授業では意外と楽しく勉強できました。
たとえば、社会の授業でコロナに関する新聞をグループごとに作って発表をしたことが印象に残っています。
話し合いも、新聞作りも、発表も、すべてオンラインで行いました。
この授業がきっかけで、私はパソコンを使ってスライドや動画を作ることが好きになりました。
そこで、科学実験係に立候補して、スライムや石鹼の簡単な作り方などの動画をクラスメイトに向けて配信しました。
反響はとても良く、コメント欄には「実際に作ったよ!」「ホントに簡単にできた!」と書いてもらいました。
ボディ2(355字)
次に、オンライン授業によって得られた気付きについてです。
香港日本人学校ではオンライン授業がほとんど問題なく行われているのに対し、日本ではなかなかオンライン授業が始まらないことを日本の友達から聞いていたので、なぜこのような差が生まれるのだろうと疑問に思いました。
そこで、学校の先生に質問したところ、香港では以前SARSというウイルスが感染拡大して被害を受けたので、その防止のための対策が進んでいると教えてもらいました。
たとえば、感染拡大防止によって休校とした場合は、すぐにオンラインで授業を開始すると決めてあったそうです。
また、オンライン授業が始まってからは、どんどん新しいことを試して、失敗して、改善して、授業を進化させていたそうです。
これ聞いて、「失敗から得られた学びを生かす」とは、まさにこのことだと思いました。
コンクルージョン(185字)
以上が、香港日本人学校のオンライン授業の経験と、オンライン授業によって得られた気付きです。
新型コロナによって大好きな学校に行けなくなったのは残念でしたが、オンライン授業のおかげで動画作成が上手くなりましたし、失敗から進化できることに気付けたのはとても良かったです。
学習院女子中等科に入学したら、どんどん新しいことを試して、トライアルアンドエラーによって、成長したいです。(合計1090字)
試験で作文エッセイを書くときのコツです。
1、イントロ、コンクル―ジョンの書き方を決めておくこと
2、各ボディの構成をそろえること
3、作文エッセイに使いやすい十八番ネタを準備しておくこと
試験では、ブレーンストーミングを行った後に、作文エッセイを書くことになりますが、気を付けないと時間が足りなくなります。
作文エッセイの時間が50分の場合、書くのに30~40分は必要となります。
ですから、できるだけ時短で書く工夫をする必要があります。
イントロ・コンクル―ジョンの書き方を決めておいたり、ボディの構成をそろえたりすることは、時短につながります。
そしてブレーンストーミングの時間を短くするために、作文エッセイに「鉄板ネタ」を、最低でも3つは準備しておきたいです。
帰国子女枠入試の作文エッセイに必須の「鉄板ネタ」についてこちらに記載していますので、参考にしてみてください。
・作文受験者平均点(80点満点): 54.6点(68.3%)
・国語受験者平均点(100点満点): 64.4点
・算数受験者平均点(100点満点): 56.1点
学習院女子の帰国枠入試は、国算で合計200点に対して、作文で80点もあります。
学科試験の準備だけでなく、作文と面接試験の準備もバッチリ行ってくださいね。^^
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今回は、東京都市大学付属中学の、2023年度帰国子女枠9月入試編入試験内容についてお伝えします。
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今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
では今日も笑顔の一日を!
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